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[エンジニア向け]

Plesk8とPlesk11の違い 3 ~ マイクロアップデート編

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マイクロアップデートで安全強化

Plesk管理画面には「アップデート」という機能がついています。

不定期ですが、Pleskベンダー側が提供している内部プログラムのパッチやバージョンの更新が行われるので、サーバから最新のものを取得して適応する、そういった作業を行う必要があります。

ここでいうアップデートは、搭載プログラムの安全性強化、保守のためのものですが、アップデートのポリシーはPleskのバージョンによって違います。

Pleskのバージョン、普段あまり意識していない方もいらっしゃると思いますが、Pleskログイン画面にアクセスするとトップページのHTMLのタイトルに
「Parallels Plesk Panel 11.0.9」
「Parallels Plesk Control Panel 8.6.0」
「Plesk8.4」
…などとか表示されます。
当社で出荷しているのは Plesk 8.4 / Plesk 8.6 / Plesk 11.0.9 の3パターンです。
関連FAQ:Pleskのバージョンの確認方法を教えてください。

そして、Pleskの内部プログラムのうち、「Base Package of Plesk」のアップデートについては、Plesk 8.6リリース後の一定時期より通称「マイクロアップデート(MU)」と呼ばれ、サーバ管理の基本対策としてベンダー側が推奨しています。

まずPlesk8系からお話していきます。

 

Plesk8系

Plesk8系の管理画面では、
Pleskそのもののアップデート、もしくは、内部プログラムのアップデートができますが
手動でアップデート操作を行わなければ、更新操作はできません。

Plesk 8.4の場合

出荷時期が古く「Plesk 8.4」で出荷させていただいているお客様はPlesk 8.6にバージョンアップした後、
「Base Package of Plesk」という内部プログラムをバージョンアップしていただくことをお勧めしています。
Plesk8.4から8.6へのバージョンアップグレード

上記ガイドでも記載していますが、Plesk 8.4からバージョンを上げる際、Plesk 9や10以上あげてしまう(=メジャーバージョンアップを行う)とライセンス上の扱いも変わり、その他にもいくつかの不具合が発生することが確認されています。
元に戻すことはできないため、Pleskで管理したかったのに、何らかの操作でPlesk8環境が壊れてしまった、という場合は、サーバの再出荷またはPlesk11の別サーバにお引っ越していただくことをお勧めする形となります。

Plesk8.6の場合

Plesk8.6をご利用でしたら、まず「/root/.autoinstaller/microupdates.xml」
というファイルが存在するか、確認してみてください。

# cat /root/.autoinstaller/microupdates.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes" ?>
<patches>
    <product id="plesk" version="8.6.0">
        <patch version="21" timestamp="" />
    </product>
</patches>

「patch version=”21″ 」となっていれば2012年10月ごろ公開されたPlesk8.6での最新パッチが当てられている、という状態です。
※Plesk8系の最終版であるPlesk8.6については、ベンダー側のサポートが2012年9月で終了となっています。

なお、「/root/.autoinstaller/microupdates.xml」は
2012年2月以降、「Base Package of Plesk」が1度でもアップデートされていれば
存在していると思われますが、Plesk8.6オリジナルの状態ですとこのファイル自体がない、ということもあると思います。

まず、管理画面での作業方法はこちらに掲載しています。
Base Package of Pleskのアップデート【ADVANCE/EXPERT/Plesk8】
※こちらについても誤ってメジャーバージョンアップをしないようご注意ください。

上述の「/root/.autoinstaller/microupdates.xml」で確認した
パッチバージョンが21未満だった、という場合ですが以下のコマンドでの操作も可能です。

# /usr/local/psa/admin/sbin/autoinstaller –select-product-id plesk –select-relase-current –reinstall-patch –install-component base

Pleskについて、そしてベンダー提供のパッチについての適応方法は上記の通りですが、サーバ管理側ではアクセス制限やパスワード管理、その他の導入プログラムのバージョン管理、ログの確認などもご対応いただくようお願いいたします。

以下のガイドをご参照ください。
お客様側でのセキュリティ対策【ADVANCE/EXPERT/Plesk8】

Plesk11

Plesk11については自動アップデート機能が標準で付帯しています。
アップデートは不定期であり、アップデート後管理者宛にメールが届くようになっています。
『Parallels Panel をアップデートしました』というメールが届きましたが事前連絡はないのでしょうか?

自動アップデート機能はとても便利なもので出来る限り有効にしていただきたい機能の一つですが、

  • 何のプログラムのどのファイルを更新するのか事前予測しづらい
  • いつのタイミングで更新されるかが不明

…という理由により、コマンドライン上で操作した内容が上書きされてしまって予定外のタイミングで元にもどってしまった!というようなことも時折あります。

mysqlのマイナーバージョンの変更などがPleskアップデートに伴い行われたため/etc/my.cnfのカスタマイズ内容によっては mysql再起動がエラーとなってしまったというケースや、 suexecを手動で無効にしていたのにアップデート後に元に戻ってしまったというケースが確認されています。

自動アップデートを管理画面上で無効にする方法ももちろんありますが、ここではPlesk11でもコマンドラインの手動でのマイクロアップデートの適応が可能なのでそちらをご案内します。

# /usr/local/psa/admin/sbin/autoinstaller –select-product-id plesk –select-release-current –reinstall-patch –install-component base

コマンド内容は上述のPlesk8.6の場合と全く同じです。

推奨は致しませんが自動アップデートを取りやめるには以下の手順となります。

  1. Pleskにadminでログイン、「サーバ」メニューを開く
  2. Panel欄「アップデートおよびアップグレードの設定」をクリック
  3. 「アップデートについて通知を受け取るが、自動インストールは行わない」にチェックを入れてOKをクリック

なおPleskの自動アップデートの有効、無効に関わらず、アクセス制限等のセキュリティ対策はできる限り行ってください。以下にアクセス制限対策、パスワード等基本対策事項をまとめておりますので、ご参照ください。
お客様側でのセキュリティ対策【Plesk11】

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この記事を書いた人

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テクニカルサポートを得意とするエクスクラウドのサポートスタッフ。

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