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[エンジニア向け]

Muninを活用しよう

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      師走になり年末年始を迎えるにあたり、サーバの運用担当者や管理者のみなさまは非常に

 

      日々忙しくされていることと思います。

 

      年末年始を安心してお過ごしいただくために、今回取り上げるテーマはサーバのモニタリング(監視)です。

EX-CLOUDでは標準でサーバリソースをモニタリングするツール「Munin」が提供されています。

リソースモニタリングといえば古くはMRTG、Cactiなどのツールがありますが、
SNMPの設定が必要だったりなど、少し導入にハードルがありましたが、
Muninはわかりやすく手軽に導入できるので、ぜひご活用いただければと思います。

EX-CLOUDでは標準の状態で主に以下のリソース状況を見ることができるようになっています。

      • Apacheアクセス数
      • Apacheプロセス数
      • Apache転送量

 

      • ハードディスク使用量(パーセント)

 

      • MySQLクエリ数(※)
      • MySQL接続スレッド数(※)
      • MySQLスループット

 

      • ネットワークトラフィック

 

      • httpdのプロセス起動数
      • sshdのプロセス起動数

 

      • CPU使用率
      • ロードアベレージ
      • メモリ使用量
      • アップタイム

※ Muninにデータベースの管理ユーザ名とパスワードの設定が必要です。
詳しくは以下のガイドをご確認ください。
Mysql監視のための初期設定

標準の状態で見られるリソース以外にもMuninにはさまざまなプラグインがインストールされており、
設定も簡単にできるようになっています。
また、3rd-Partyプラグインも豊富にあり、Muninのgithubから入手が可能です。
https://github.com/munin-monitoring/contrib/tree/master/plugins

今回は実際にプラグインの活用例としてインストールされているプラグインの中から、
nginx_statusとnginx_requestを設定し、nginxのステータスとリクエストを
モニタリングできるようにしてみます。

nginxの環境ですが、EX-LITEのPlesk管理画面搭載プランでは標準でnginxが
有効になっていてリバースプロキシとして動作しているので、こちらを利用します。

★構成について詳しくはウェブサーバの構成【Plesk11】をご覧ください。

    • 前提条件

Plesk管理画面搭載プランのエクスライト(EX-LITE)
(パスワードの初期化及び、初回アクセス設定済みであること)

まだ設定されていない場合は以下のガイドを参考に設定を実施してください。

管理者(admin)パスワードリセットの方法
Plesk11初回アクセスガイド

    • nginxのステータス取得設定

デフォルトの状態ではnginxのステータス取得が有効になっていないので、有効にします。

設定はコマンドラインでの作業になりますが、Linuxのコマンドとviを多少操作したことがある方であれば、
そこまで難しくはないと思います。

rootユーザにスイッチします。

sudo su -

viで設定ファイルを作成します。

vi /etc/nginx/conf.d/status.conf

 

server {
listen 80;
server_name localhost;
location /nginx_status {
stub_status on;
access_log off;
allow 127.0.0.1;
deny all;
}
}

nginxを再起動します。

service nginx restart

これでステータスが取得できるようになりました。

    • Muninのプラグインの設定

Muninのプラグインを利用する設定はとても簡単です。
Muninプラグインディレクトリ(/usr/share/munin/plugins/)にあるプラグインファイルを実際に使うものだけ
/etc/munin/plugins/にシンボリックリンクを作成してmunin-nodeを再起動するだけです。

シンボリックリンクをはります。

ln -s /usr/share/munin/plugins/nginx_status /etc/munin/plugins/nginx_status
ln -s /usr/share/munin/plugins/nginx_request /etc/munin/plugins/nginx_request

munin-nodeを再起動します。

service munin-node restart

これでMuninのプラグインが有効になりました

ブラウザでアクセスして確認してみます。

http://graph.example.org/

今回はPlesk管理画面搭載のEX-LITEプランでの設定なので上記のURL例ですが、
EX-CLOUDではプランによりMuninのアクセスURLが異なります。詳しくは以下のガイドをご確認ください。
MuninのアクセスURL

nginxのステータスがMunin上でグラフ表示されるようになりました。
6f1fe215

このようにプラグインを活用することでいろいろなリソースを可視化できるので、
日々のリソース状況を把握し、将来的なスケールアップやスケールアウトなどの計画や、
トラブルが発生する前に対策をとり、サーバ運用者、管理者のみなさまには
安心して夜眠れる生活を手に入れていただきたいと心より願ってやみません。

この記事を書いた人

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テクニカルサポートを得意とするエクスクラウドのサポートスタッフ。

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