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Mailmanのアドレスクリーニング機能

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メーリングリストの宛先、Mailboxがないアドレスが増えて困ったら…
メーリングリストの宛先、Mailboxがないアドレスが増えて困ったら…

Pleskで標準搭載のメーリングリストプログラム、Mailmanですが、アドレスクリーニングの機能もついています。

アドレスクリーニングとは、本当に存在しないアドレスなら再送を試みないようにリストから削除することです。

正確なリストを保持する、無駄な送信を控えることの重要性はもちろんですが、
差出人や管理者が毎回大量のエラーメッセージを受信するようなこともうれしくはないものです。

実のところ、Mailmanのデフォルトでは有効な設定になっていますが、それに気づかなかったという管理者がほとんどではないかと思います。関連設定項目について確認してみましょう。

 

Mailman管理画面>”配送エラー処理”が該当項目。
対象URLは http://lists.ドメイン名/mailman/admin/リスト名/bounce

Mailman>配送エラー(bounce)デフォルトの設定状況

Mailmanは致命的なリターンメールがあったら該当アドレスに対し、エラー点を「1点」追加し、
一時的なエラー等の弱いエラーに対しては0.5点の加点をしていくような仕様となっていますが、
この加点が行われるのは「1日1回のみ」です。1日10回エラー返信があってもその日は最大1点しか加算されません。

会員権の存続を判断するためのエラー点のデフォルト値は5.0点で、この点数に達した後、3回警告メールを送ってなにも反応がなければ削除、というのが既定の設定です。さらにまた配送エラー加点は一定期間(既定では7日)をもって破棄されるようになっています。
つまり既定の設定のままですと、メール送信頻度が10日に1回あるかないかのメーリングリストにおいては、自動削除機能が働くことは皆無といっていいでしょう。

これは本当は有効なアドレスを削除してしまうことがないように、という配慮あっての設定ではありますが、アドレスの整理は時々はしたいものです。

たとえば1回の送信でアドレスクリーニングを行いたい、という場合はとりあえず以下のような操作をお試しされてはいかがでしょう。

1.現在のリストメンバーのバックアップ
2.一時的に「致命的なアドレスエラーが出たら1点のエラー点数で警告メールを送らずに削除」という設定に設定
3.当日最初のメールをメーリングリストに送る
4.数分後、リストメンバーの増減を確認
5.配送エラー処理の設定を元に戻す(常時適切と思われる設定に直す)

設定例は以下です。

項目名 デフォルト値 臨時設定例
Mailmanにエラーメールの自動処理をさせますか?
bounce_processing
はい はい
会員権を停止する最大のエラー点.
bounce_score_threshold
5.0 1.0
この日数の間配送エラーが無ければ, 配送エラー情報を破棄する.
bounce_info_stale_after
はい はい
会員権停止の警告メールを何回送ってから, 実際に その会員をメーリングリストから削除しますか?
bounce_you_are_disabled_warnings
3 0
会員権停止の警告メールを何日間隔で送りますか?
bounce_you_are_disabled_warnings_interval
7 7

ちなみに今回は「警告メールを送らない」設定例なので「会員権停止の警告メールを何日間隔で送りますか?」については既定のままにしています。

アドレスクリーニングの状況を確認した後、元の設定に戻す時は、メーリングリストの運用ポリシー・利用頻度にあわせて、それぞれの設定値をご調整ください。

この記事を書いた人

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テクニカルサポートを得意とするエクスクラウドのサポートスタッフ。

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