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Plesk8とPlesk11の違い 2 ~ Apache設定編

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2b7c38ab今回はPlesk8とPlesk11の違い、ウェブサーバApacheの設定です。

前半ではApache設定ファイル、後半ではPHP関連設定項目について触れます。

◆バーチャルホスト用のApacheファイル

Plesk8の時代は各バーチャルホストの設定ファイルは固定のファイルパスで更新されていましたが
Plesk10のころから大きく変わっています。大掛かりな変更です。

大雑把ではありますが
Plesk8での各バーチャルホストの設定ファイルパスは以下

ドメインその1用:/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_その1/conf/httpd.include
ドメインその2用:/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_その2/conf/httpd.include
ドメインその3用:/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_その3/conf/httpd.include


対してPlesk11

ドメインその1用:/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_その1/conf/数字11文字.数字8文字_httpd.include
ドメインその2用:/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_その2/conf/数字11文字.数字8文字_httpd.include
ドメインその3用:/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_その3/conf/数字11文字.数字8文字_httpd.include

数字の部分は更新ごとに変わりますのでパスは固定ではありません。

Plesk11の場合、
/var/www/vhosts/バーチャルホストドメイン名_*/conf/
以下にはたくさんの過去バージョンファイルも存在します。
たとえば以下のように”某ドメイン”のconfディレクトリ以下にはたくさんのファイルがならんでいます。

#  cd /var/www/vhosts/[某ドメイン]/conf
# ls -l *_httpd.include
-rw-r—– 1 root apache 348 Oct 31 01:40 13516152460.21081800_httpd.include
-rw-r—– 1 root apache 348 Oct 31 01:41 13516152840.50196700_httpd.include
-rw-r—– 1 root apache 348 Oct 31 02:12 13516171430.42754400_httpd.include
-rw-r—– 1 root apache 348 Nov  1 02:29 13517045530.17087200_httpd.include
-rw-r—– 1 root apache 348 Feb  4 02:39 13599131830.62477100_httpd.include
lrwxrwxrwx 1 root root    34 Feb  4 02:39 last_httpd.include -> 13599131830.62477100_httpd.include

もちろんファイルのタイムスタンプでもある程度の情報はわかるのですが
どれが参照されているか、自信をもって特定するにはvhosts_bootstrap.conf のファイルを確認します。

# cat /usr/local/psa/admin/conf/vhosts_bootstrap.conf
#ATTENTION!
#
#DO NOT MODIFY THIS FILE BECAUSE IT WAS GENERATED AUTOMATICALLY,
#SO ALL YOUR CHANGES WILL BE LOST THE NEXT TIME THE FILE IS GENERATED.
Include ‘/var/www/vhosts/[某ドメイン]/conf/13599131830.62477100_httpd.include’ ★これ!
Include ‘/var/www/vhosts/[追加ドメインその1]/conf/13599131830.62477100_httpd.include’
Include ‘/var/www/vhosts/[追加ドメインその2]/conf/13599131830.62477100_httpd.include’
Include ‘/var/www/vhosts/[追加ドメインその3]/conf/13599131830.62477100_httpd.include’


上述の自動で付与される設定ファイル名の”「数字11文字」.「数字8文字」“のこの前半の数字11文字は
実際は「数字10文字+0」が割り当てられています。

この数字もしかしたら一部の方は「アレ、これは??」と思うかもしれません。
”Feb  4 02:39(2013年)” のファイルが 「13599131830」 ⇒最後の0を除くと…⇒ 「1359913183」(10桁の数字)。
こちらですがUNIX時間(1970年1月1日からの秒数)のタイプスタンプと関連しています。
dateコマンドで確認してみましょう。
# date -d “@1359913183”
Mon Feb  4 02:39:43 JST 2013

”13599131830.62477100_httpd.include”が生成されたのは、、
「2013年2月4日2時39分43秒の更新だな」と秒数までの特定もできる感じです。
話はどんどんそれますが「現在の時間」をUNIX時間で表わす時は
# date +%s
で確認できますね。あんまり役に立つ話ではなく失礼しました。

「vhost.conf 」「vhost_ssl.conf」のファイルパスは?

Pleskから自動生成されたApacheの自動生成ファイルに加え、
各バーチャルホストに対し、特定の方法で追加設定を行うことができます。

関連ガイド:ウェブサーバへの手動設定追加【Plesk8】
関連ガイド:ウェブサーバへの手動設定追加【Plesk11】

有効化のコマンドはバージョンごとに異なりますが、、、

Plesk8:/usr/local/psa/admin/sbin/websrvmng
Plesk11:/usr/local/psa/admin/sbin/httpdmng


手動で設定追加する際の、ファイルパスはPlesk8、Plesk11とも共通で
/var/www/vhosts/[ドメイン名]/conf/vhost.conf
/var/www/vhosts/[ドメイン名]/conf/vhost_ssl.conf

となります。

◆Plesk管理画面で設定できるPHP関連設定項目

Plesk8についてはPlesk管理画面上で設定できるPHP関連項目は
– 「PHPを有効にする」
– 「PHPセーフモードを有効にする・無効にする」
くらいしかありませんでした。

Plesk8では、”memory_limit” を「.htaccess」を使って 設定していたり、
“open_basedir”をvhost.conf / vhost_ssl.confを使って設定していた部分も
あるかと思いますが…

Plesk11については「ウェブサイトとドメイン」のメニューの中で
PHPの設定をいろいろカスタマイズできるようになっています。

「まず何が設定できるか?」を確認してみてください。

1.Plesk11にadminでログイン、対象のウェブスペースを選択

2.「ウェブサイトとドメイン」を開く

3.「高度なオペレーションを表示する」をクリック

4. 「ウェブサイトスクリプティングとセキュリティ 」をクリック

5. 「PHP設定」タブをクリック

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実際には以下のような項目の設定欄があります。

パフォーマンス設定:
memory_limit / max_execution_time  / max_input_time / post_max_size /
upload_max_filesize

共通設定:
safe_mode / safe_mode_include_dir / safe_mode_exec_dir / include_path /
session.save_path /mail.force_extra_parameters / register_globals /
open_basedir / error_reporting /display_errors / log_errors /
allow_url_fopen / file_uploads / short_open_tag / magic_quotes_gpc

PHP関連設定については「Plesk11ならまずは管理画面でできるだけやってみる」ことをお勧めいたします。

デフォルトでは一体どういう設定になっているのか??現状はどういう設定になっているのか??
ですが、一番確実で早いのは、各ドメインのドキュメントディレクトリ以下に「info.php」等の
ファイルを作成いただき以下の内容を記入して保存します。
<?php
phpinfo();
?>
その後、ブラウザ上からアクセスして設定状況をご確認いただくとPHPの設定情報が確認できます。

関連FAQ:PHPの設定情報を知りたいのですが…

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Plesk11についてはウェブサーバの構成がPlesk8とは既定状態が異なり、nginxというリバースプロキシサーバも有効になっているため、Plesk8と同じ内容の.htaccessファイルで設定が有効にできない、というケースもあります。

Plesk11のnginx、Apache関連のお話については過去のブログ記事やガイドページも参考になさってください。

関連ブログ:Plesk11 nginx環境でのIPアクセス制限(Order, Allow, Deny)

関連ガイド:ウェブサーバの構成【Plesk11】

この記事を書いた人

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テクニカルサポートを得意とするエクスクラウドのサポートスタッフ。

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