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[参加レポート]

WordCamp Tokyo 2017のオススメセッションきいてきた!

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WordCamp Tokyo

どうも、時短で働くWebディレクターの壱岐尾です。
台風迫る2017年9月16日にWordCamp Tokyoに参加しました。

昨年はじめてNHN テコラスはエクスクラウドで出展し、今年は2回目の参加、ブースはいま一押しのCloudGarage仕様に!

今回は中国語&英語の堪能な台湾人のChen(真ん中の女性でっす)もブースに立ってくれたので、こんな張り紙を用意しました。
WordCamp Tokyoは外国人の方も多く集まるイベントなので、結構お声掛けいただくことが多く、特に故郷の台湾からイベントに参加している方々もいたみたいでとても盛り上がっていました。

そして会場なんですが、気のせいでしょうか?
去年よりだいぶ参加者が増えているような・・・
特に懇親会はすごい盛り上がりでした!
WordCampの懇親会は登壇者やLTのスピーカーの方とも気軽にお話できるので、来年参加を考えている方は懇親会へもあわせて参加されることをオススメします!

さて、私はブースに立って説明するだけでなく、ブログ更新&WordPressの最新事情のリサーチもお仕事に含まれています。
そこでCAPITAL Pさんのポッドキャストを愛聴しているWordPress好きの中江にオススメされたセッションをきいてきたので、ご紹介します。

ちなみにWordCamp Tokyo 2017のセッションのスライドは公式まとめがあるので、「当日行けなかった」とか「もっぺんスライドをみたい!」という方はチェックしてみてください。
WordCamp Tokyo 2017 セッションのスライドまとめ

ダイエット記事から考える 情報発信をする上で知っておきたい科学的根拠のこと / 朽木 誠一郎さん

WELQ問題を最初にメディアとして指摘した朽木さん、いまはBuzzFeedで医療ライターとして活躍されているとのことなんですが、とりあえずこのセッションで面白かったのは、

1 .朽木さんめっちゃ痩せとる!!!!

2 .内容WordPress関係ねぇwwwww
必死にWordPressで個人のサイト作ったことをアピールしている朽木さんが印象的でした。

WordPressはあんまし絡みませんでしたが、セッションの内容はひっっっっじょうに素晴らしかったです。

個人の経験や考え(例「私がこれをやったから痩せた」)は科学的根拠ではありませんが、そこに重きをおいて書くことの責任についてちゃんと考えましょうというのがこのセッションの主旨でした。

セッションはBuzzFeedでバスったこちらの記事の内容から始まりました。
100日で12kgのダイエットに成功した「食事制限」と「適度な運動」の10のコツ
ダイエット記事に多い、「このサプリがききました」や「○○だけ食べて痩せました」といった個人の経験や考えに基づいた行動ではなく、肥満症治療、糖尿病治療のガイドラインに沿ってダイエットをしてみた本記事。
食べ過ぎを控えて運動することがダイエットの本質ですが、それはつらいのでダイエットと称して極端なことをする記事が多い中、科学的根拠にもとづいて全うにダイエットをした記事でも、やり方次第で読まれるということが証明できたのは本当にすごいことだと感じました。

ではそもそも科学的根拠とは何か?

例えばマウスに人参を与えるとガンが減ったという話があっても、そのあと人参を用いた特効薬が生まれたという話にはすぐにならないように、実験で効果があるとわかった=それが効果的で特効薬ができるっていう話ではなく、多くの段階や検証を経て最終的にそれは効果があるねという結論に達したことが科学的根拠とのこと。
ただ一般の人がそこまで自分で調べて情報を取捨選択をしていくのは難しいため、情報を取捨選択するためのリテラシーが必要になります。

リテラシーとは?

1.まずは疑うこと
自分は疑う力をもっていると思っても、日常の習慣のなかに溶け込んでいる科学的根拠のないものは多いので、そこに気づくことがまず大事
2.信じられる人をみつけること
科学的根拠をすべて一人で調べるのは難しいため、一定の信じられる人をみつける
ただ、この人のいうことはすべて正しいと信じるわけではなく、疑う姿勢は持ち続けること
公的機関ならある程度信じられる
3.情報を常に更新すること
将来新しい発見があって、情報が更新される場合もあるため、情報を受取る側も調べて情報をアップデートしていくことが大切

コンテンツを作ったり、情報を発信する一人の人間として、きちんと調べ正しい情報を発信することの責任について改めて考えさせられました。
とくに人の命の関わること、健康系の記事の仕事を今後する機会があれば、もう一度このセッションを見直してから対応したいなと思いました。

Gutenberg が切り開くWordPress の新UX  /  西川 伸一

いま大注目のエディタ、Gutenbergについて、デモや経緯説明などを交えながらのお話でした。
WordCamp Kyotoからとても気になっていたGutenbergですが、やっぱりデモをみると早く使いたくてうずうずしますね!!!

WordCamp Kyoto 2017がすごく楽しかった件

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WordCamp Kyoto を楽しむためのしかけとデザインや素敵なセッションの数々についてご紹介!

Gutenbergの名前の由来は活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクさんからとっているそうです。
活版印刷の技術によってエリート層が独占していた知識が一般に共有され民主主義に繋がっていった経緯が、WordPressが使命として掲げている「パブリッシングの民主化」を推進するツールであるエディタにぴったりということでGutenbergになったそうです。
「パブリッシングの民主化」をすすめるためにも、みたままに誰でも編集できるGutenbergは非常に重要な役割を果たしていくと感じました。

ただ残念ながらいままで開発してきたReactというJavaScriptのライブラリを権利の関係上使わないことになったので、開発を一部やり直す必要があり、正式な公開は来年に伸びそうです。

懇親会では西川さんも執筆されているCapital Pの宮内さんにGutenbergの裏話も伺えました。
詳しい方々とお話できてより理解が深まったので、ますます完成とこれからの動向が楽しみになりました。

これだけは知っておきたい「Webアクセシビリティ」のこと /  植木 真

アクセシビリティに関する誤解や制作時に注意することについておの話でしたが、むちゃくちゃためになりました。

アメリカではアクセシビリティに関する訴訟が増加しており、マクドナルドのWebサイトも訴えられているとのこと。
日本でも去年の4月から障害者差別解消法ができ、アクセシビリティは先進国の多くで義務化されています。
また大手企業を中心にアクセシビリティ方針や試験結果を公開するところが増えているとのことなので、アクセシビリティのビッグウェーブに乗らなければ!

アクセシビリティについては、「デザインがださくなる」や「文字の大きさ変更ボタンが必要」などの誤解も多く、セッションではそれらの誤解について一つ一つを丁寧にお話いただけました。
詳しくはスライドの9pからご覧ください!

セッション内でも紹介されていましたが、WordPressのアクセシビリティについては、植木さんが紹介されていた去年の横田さん、桑田さんによるセッションがわかりやすかったです。


また実際にアクセシビリティを確保するための基本の10項目については、植木さんの運営しているサイト エー イレブン ワイでも紹介されています。
はじめてのWebアクセシビリティ

お話を聞いていて、アクセシビリティを意識したサイト作りをするということは、サイトをわかりやすく設計することにつきるなーと感じました。

そしてセッション後に会場限定のおふざけ動画が流れていて、最後まで楽しませていただきました!

世界で一人しかできない WordPress コアを写経する話 ― 修行の先に見たものとは? / Kite

タイトルからもわかると思うんですが、このセッションというかKiteさんがほんとやばい。

毎日のルーティーンでWordPressのコアのPHPファイルを一文字ずつ手打ちで写経するお話だったんですが、
意味がわからなさすぎて、やばい!!!
しかもそのやばい行為をもう2回もやり直しているなんてやばい以外のなにものでもない(語彙)

そんなKiteさんのやばい写経はこちらのGitHubからご確認いただけます。

写経効果によりMarry Meのプルリクがマージされたとのこと、おめでとうございます!!
写経まじやばいな!

個人的にはメソッドの実行順番をわかるように整理していただいているWordPressコアの見える化は、コアを触る前にみるとすごく勉強になるのではないかと思いました。

写経はHUNTER×HUNTERのネテロ会長の感謝の正拳突き(なるほど)のようなものとのこと。
個々人のペースでルーティーンを行い、成功体験を積み重ねていくことが大切とのことなので、私も自分のできる範囲でのルーティーンとなりそうな何かを探して実践していこうと思います!

WordPress in 2018 / Noel Tock

同時通訳セッションでしたが、頑張って英語できいていたため、内容があっているか若干不安が・・・
私の英語力で理解できたのは以下のようなお話でした。

大きな流れとして、新しい技術やサービスの出現で近年WordPressの果たす機能的な役割が縮小してきたとのこと。
具体的にはいままではプラグインで実現していたようなサービスについて、今後ユーザーはSaaSを利用していくことが増えてきて、WordPressはコンテンツマネージメントやエントリーの機能にフォーカスすることになり、新エディタのGutenbergがそれを加速するのではないかというお話でした。

またホスティング会社が提供しているサービスにも変化があり、各社リソースよりも、ソリューションやフルマネージドのサービスを提供することが増え、それによってサイト構築のためのユーザーの負担が減ってきているとのこと。

こういった変化で今までサービスを提供してきた側は生き残るために新しい情報にキャッチアップしたり、付加価値を提供する必要性がでてきて厳しい戦いになりそうですが、ユーザーは利便性の向上や選択肢の幅が増え、受ける恩恵が増えていくメリットがありそうです。
ユーザー視点ではハッピーですが、サービスを提供する側としては引き続き厳しい戦いになりそうなので、身が引き締まる思いです。

聞けなかったけど、気になりすぎたセッションをご紹介

最後に聞きたかったけど、時間の都合で聞けなかったオススメのセッションも紹介しておきます!

思っていたより長いレポになってしまいましたが、それだけ楽しく内容の濃いイベントでした。
最後に、WordCamp Tokyoを運営いただいたスタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした!
運営のみなさまのおかげで大変楽しませていただきました!
来年も楽しみにしていまっす!

この記事を書いた人

いきを

時短で働くWebディレクター。 好きな食べ物は米。

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