自由研究
[EX-CLOUDでつくる]

社内ファイルを自前クラウドストレージで管理!「ownCloud」

自由研究

お久しぶりです。
時々お客様から、

「ファイルを社内で共有するためだけにサーバーを使いたい」
「ファイルサーバーの提供はないの?」

といったお問い合わせをいただきます。
EX-CLOUDではファイルサーバーに特化したサービスが残念ながらありません。
ですが、今回ご紹介する「ownCloud」を利用することで、EX-CLOUD上にクラウドストレージを実現できます!
極力、コマンドライン操作がない形でのインストール方法をご紹介します!
※少しですがコマンドライン操作があります。

今回検証した環境

  • EX-CLOUDクラウドプラン スタンダード1(Pleskあり)
  • HDD 50GB
  • CPU Xeon 1コア
  • メモリ 3GB

インストール方法

Ⅰ.データベースの用意

1.PLESKにログインします。

2.「ウェブサイトとドメイン」タブをクリックし、「データベース」を選択します。
スクリーンショット 2014-04-11 11.09.38

3.「新しいデータベースを追加する」をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.10.05

4.任意の「データベース名」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.10.29

5.「新しいデータベースユーザを追加する」をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.11.14

6.任意の「データベースユーザ名」「新規パスワード」「パスワード確認」を入力して「OK」ボタンをクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.12.13

Ⅱ.SSL証明書の準備

ファイルを安全に転送するためにSSL証明書を準備します。

1.「ウェブサイトとドメイン」タブを開き、「サイトをセキュリティ保護する」を選択します。
スクリーンショット 2014-04-11 11.23.32

2.対象のドメインの「管理」リンクをクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.23.53

3.「SSL証明書を追加」をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.24.22

4.「証明書名」と各証明書情報を入力し、「自己署名」を選択します。
スクリーンショット 2014-04-11 11.25.26

5. 4.で「証明書名」に入力した名前の証明書が作成されていることを確認します。
スクリーンショット 2014-04-11 11.26.27

6. 再度「ウェブサイトとドメイン」タブを開き、対象ドメインの画像の赤く囲われた部分をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.27.12

7.「SSLサポートを有効にする」にチェックを入れ、「証明書」プルダウンを4.で作成した「証明書名」の項目に合わせ「OK」ボタンを押します。
スクリーンショット 2014-04-11 11.27.59

Ⅲ.必要なパッケージのインストールとownCloudのダウンロード(端末操作)

1.SSHでサーバーにログインし、rootに昇格します。
(SSHへのログイン情報はコントロールパネルのファイルマネージャにアクセスし、/root/user_passwordを参照することで確認できます。)

2.yumコマンドで必要なパッケージをインストールします。(PleskありのプランではMySQL等は既にインストールされています。)

# yum install php53 php53-devel php43-gd php53-mbstring php53-mysql php53-pdo php53-pear php53-xml

3.下記コマンドでドキュメントルートに移動し、owncloudのインストールファイルをダウンロードします。
※公開先(「http://ドメイン/◯◯/」の◯◯の部分)はインストール時に指定できます。
※usernameはPLESKで作成したユーザー名です。

# cd /var/www/vhosts/ドメイン/httpdocs/
# wget https://download.owncloud.com/download/community/setup-owncloud.php
# chown username:psacln setup-owncloud.php
# chmod 700 setup-owncloud.php

スクリーンショット 2014-04-11 11.15.45

Ⅳ.ownCloudのインストール

1.http://ドメイン/setup-owncloud.phpにアクセスします。
自己証明書のため下記のような警告が出ますが、接続を継続します。
スクリーンショット 2014-04-11 11.29.44

2.展開するサブディレクトリ(「http://ドメイン/◯◯/」の◯◯の部分)を入力して「Next」をクリックします。
スクリーンショット 2014-04-11 11.30.28

3.次の画面が出たら、インストールは完了です。簡単ですね。
スクリーンショット 2014-04-11 11.31.15

4.「管理者名」「パスワード」、「データの保存先」、Ⅰで作成したデータベース、データベースユーザ情報を入力します。
管理者やownCloudユーザーはログイン後に新たに作成することもできます。
スクリーンショット 2014-04-11 11.33.22

おまけ 操作してみる

・ログインしたownCloud上にデスクトップからドロップするとファイルがアップロードされます。
・日本語にも対応!画面右上のユーザー名→Personalに入り、Languageを日本語にすると表示が日本語になります。
・デフォルトではSSL接続は任意ですが、画面右上のユーザー名→Admin(管理)に入りSecurity(セキュリティ)の設定を行うことで非SSLでアクセスした際にSSL接続にリダイレクトされるようになります。

ownCloudはプラグインも豊富なため、用途に応じてカスタマイズできます!
大容量ファイルは難しいかと思いますが、書類や写真等のファイルをよくやりとりされる方は(EX-CLOUDで)お試しください!

この記事を書いた人

橘です。データの集計を行ったり、IoT関連のいろいろをやっています。 IoT女子の文明を作るための技術的サポートを行ったり、 個人的にブログでPythonを書いたりしています。

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